2006年5月9日、常磐線103系電車マト22編成の先頭車であるクモハ103-147が単独で大宮総合車両センターへ回送されました。 今回の回送の目的等、詳しいことは不明ですが、実際に撮影へ行くと、どうやら大宮の鉄道博物館へ保存のためではなく、とある個人の方が買い取り保存するという話に確信を持てる場面がありました。 おそらく、保存場所へ陸輸するのに、台車等の部品を外し、準備するために、大宮へ回送されたものと筆者は考えています。 |
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出区。 もちろん回送の詳細は推測で、事実はわからない。でも、たった1両ではあるものの、1%でも生き残りの確率が上がるのはうれしいこと。 力強いイメージのあるクモヤ143に挟まれて。配属以来のねぐら、松戸区を出区したMc147。このポイントは、「玄関の渡り石」と言ったところか。15両もの車両を従えてクネクネとポイントを渡る、かつてのイメージはない。 松戸駅にて。 |
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Mc147のパンタは下ろされている。 軽量電車が縦横無尽の現在、メカニック的には、なんとも重量的な編成といえる。 |
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いつもは長大編成の先頭に立っていたMc147も、今回はクモヤに護衛され、かつての鉄路を行く。 どういう具合か、Mc147からも音がしていた。(Mc147は今回、無動力である。) 北松戸にて 06-05-09 |
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大宮に到着。 途中の長時間停車は無く、まっすぐここ、大宮に到着した。 与野付近から、乗車中の京浜東北線がMc147と併走。その姿が非常に不思議であった。 |
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役目を終え、ついに編成がバラバラになりはじめた快速電車。 今月中に松戸から消え去って行くという。 |
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到着後45分。 クモヤ開放の入れ替えが開始された。 特に時間がかかることなく、てきぱきと入れ替えが進む。 |
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両端のクモヤを外され、単独となったMc147. | |||||||||||||
解体線のほうへ移動した。今後の動きからは目が離せない。 すべて5月9日撮影。 |
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