老兵、首都圏から姿を消す。
常磐線快速103系マト22+31廃車回送(2ページ目)

久しぶりに風を切り本線を走りはじめたMc84以下9連。行き先は機関車との待ち合わせ駅である尾久。
1ページ目に引き続き、廃車回送を追います。

機関車と連結する関係で方向転換をする必要があるようで、一旦常磐線を取手まで下り、ひとまず東大宮操へ向かいます。
折り返し馬橋通過。いよいよ103系は常磐線を離れ、武蔵野線を走行する。
武蔵野線沿線からは消えて久しい103系の音が響き、かつての武蔵野線を思い出したファンもいたという。

以下写真とともに、お送りいたします。


松戸区 103系廃車回送
<<地図もくじ>>
5月24日
松戸電車区出区
→北松戸駅
5月24日
馬橋駅-取手駅
 取手駅-北小金駅
5月24日
北小金駅-大宮駅
5月25日
大宮駅-尾久
5月25日
尾久-大宮駅
その1
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その2 現在位置(Now Page.) その3
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その4
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その5
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取手折り返し、馬橋。
常磐線走行もあと200mといったところか。
ここで最新鋭のE531系との離合。最後にふさわしいすれ違いとなった。
このシャッターを押す3分前、背後からポイントの切り替わる音がしました。
そう、常磐線から武蔵野線への連絡線への分岐側に線路が切り替わったのです。
出来ることなら、今までのように「上野」と表示して、ポイントをものともせず通過して欲しかった。
当然、そんなことは起こりません。

2分前。駅員さんがやってきました。
「・・・こっちは、一人か。」
筆者がここに立っている理由をわかってくれる、103系に思い入れのある駅員さんでした。
「ここのポイントで、お別れですね。」

自分の思い出話にも耳を傾けていただき、とても穏やかな気分になりました。
・・・お別れだ。
「上野」ではなく、「回送」と書かれた103系がゆっくりと接近してきました。
ホームの先端で、綺麗な編成写真を狙う輩は多かったのだが、自分が撮りたかったのは、駅員さんが見たかったのは次のシーンなのである。


2006-05-24 北小金駅
最後の車輪が分機器を渡りました。
常磐線から去った瞬間です。

見慣れた沿線の建物。その舞台を駆ける103系はもう間違いなく見れない。

2006-05-24 北小金駅 新松戸寄りから


  その3に続く


(編集後記)
撮影2006年5月・・・暖かかったです。
UP 2007年1月・・・とても寒いです。
公開が遅れましたが、最後のページまで更新を続けて行きます。

(pokeo@大宮における5連ページはそれぞれ新規作成ではなく、写真入れ替え→別名保存の行程で作成しています。)
(しかし、ヒューマンエラーとはよく言ったものです。2006年7月ごろ一旦このページ(「その2」)は作成されたものの、その後に編集していた「その3」のページに上書きされてしまい、無くなってしまいました。)
(こんな感じでやる気が削がれ、公開が遅れてしまいました。)
(ヒューマンエラーには気をつけましょう。)


松戸区 103系廃車回送
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時代は特別快速へ! 203系も入って
いたら買うんだが。
 良き共演者。 松戸はあるかな。

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