JR西日本 単色 和歌山 エメラルド 105系 103系1000番代 番台 クハ105-9 クモハ105-519 


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103系1000番代の復活


このページでは、2009年12月
JR東日本常磐線では207系の引退が話題となっていたが、JR西日本では、ある施策が発表された。

いわゆる、鋼鉄車体の単色化である。

広島支社管内の「濃黄色」にはじまり、各地区ごとにカラーが決められたが、
和歌山支社管内は、なんと「エメラルドグリーン」となった。

これは同支社に所属する、もと103系1000番代についても実施されると考えられていたが、
2010年6月になって遂に実車が登場することとなった。



迫る1000代。

あの顔そのままに、分岐器をわたり、入線する。

ここは奈良県 高田駅。

幌を取り付け、やや渋さを増しての登場となった。

今回、1000番代顔で初の単色塗りとなったのは、クハ105-9+クモハ105-519である。


高田駅にて
彫りの深い顔は、単色で際立つ。


高田駅にて
こちらは、常磐快速時代のもの。
比較用である。

やはり、この緑色ではないが、往年の雰囲気は十分に出ているといえる。


松戸駅にて
京成電車ではなく、南海電車との出会い。


橋本駅にて
現在までのところ、エメラルド単色塗りは1編成である。

今後は、右側の旧和歌山色が減退することになろう。

また、和歌山線は平安遷都1300年のラッピング電車が数編成走っており、これにも1000番代は起用され、かつて無いほど1000番代の旬を迎えているように思う。


粉河駅にて

終着、和歌山駅に到着した、エメラルドクリーンの1000番代。

塗りたてのためか、スカイブルー一色に見えなくも無い。今後の退色に期待したい。


グローブ型ベンチレーターの並ぶ、簡易冷房改造車。
西日本にあって、戸袋窓を埋めていない。

東では、203系の退陣もいよいよ迫っている中、このようなエメラルドグリーン単色化がすすみ、今後も仲間が増える・・・不思議なものである。


和歌山駅にて
本家、常磐快速色。
やはり、美しい緑色である。

2004年3月以来、6年ぶりの復活となった。

 おわり 


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