2008年06月01、02、07日 05月31日に下松を出発したTX2000系はpokeoのいる関西を通過し、東海道貨物線を上る。そして、06月01日の夕方、遂に関東に姿を現しました。小田原で撮影した常磐綾瀬之助氏からバトンを受け、ここからは御茶ノ水総合車両観察センター根津派出所がお送りします。 |
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綾瀬之助氏小田原での撮影お疲れ様でした!通過報告を聞いてから約45分、遂にTX2000系が通過。サントリー山崎の写真と同様にセンコックがHMを掲げて走る。写真で確認してはいたものの腰帯が巻かれたTX車。色合い的に京葉線の車両のように見えてしまう。一気に205系世代まで時代をさかのぼった様な錯覚さえ覚えた。06月01日、大船駅にて。 |
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▲動画版。 |
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先頭車同士の連結面。こちらにはシートはかけられておらず、普段は見られない光景である。06月01日、大船にて。 |
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後撃ち。シートからうっすら赤いV字帯が透けて見える。06月01日、大船駅にて |
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横浜羽沢駅に停車中のTX2000系。駅といっても貨物ターミナルで旅客営業はしていない。とにかく暗く、該当編成がどこにいるのかは、バルブ撮影した写真の画面から探した。さて、ここでバトンを一端綾瀬之助氏にお渡しして私は土浦に先回り!06月01日横浜羽沢駅にて。 |
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【撮影:綾瀬の輔】(代筆pokeo) 常磐線は南柏で、甲種を撮る! 6000系との貴重な並びにも、成功する。 殺人的な常磐緩行線の混雑も、TXのお陰で、幾分マシにはなった。今回の増備は交直流であるから、特に守谷以遠の発展が目覚しいということなのだろうか。 |
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南柏通過シーン。 (撮影:常磐綾瀬の輔) |
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【御茶ノ水】綾瀬之助さん、南柏での撮影お疲れ様でした。カシ釜、レインボーなどの噂を耳にしましたが、結局干星釜で落ち着きましたね。先回りする予定でしたが、諸事情によりTXの回送以上の遅延が発生し、常磐線内の撮影には間に合いませんでした。ここからはしばらく、「大曽根線」氏の写真提供、コメントでお送りします。 【大曽根線】荒川沖駅にて。武蔵野線で遅れが発生したため、11:25頃の通過となった。ヘッドマーク付のEF81-96を先頭に2668F、2667Fが続く。06月02日、荒川沖駅にて。 |
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【大】土浦駅にて。水戸方に一旦引き上げた編成は、推進運転で貨物線に入る。平日にもかかわらず沿線には多くのファンが詰め掛けていた。06月02日、土浦駅にて。 |
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【大】DE10-1752に引かれ、先に2667Fが上野方の引上線に送られる。06月02日、土浦駅敷地外にて。 |
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【大】推進運転で桜川橋梁を渡る2667F。赤帯が腰部に入れられたことで、既存の車両とは印象が大分異なる。06月02日、荒川沖−土浦にて。 |
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【大】優先席のシールがJRに似たものに変更されている。06月02日、荒川沖−土浦にて。 |
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【大】2667Fは駅東側の引込線に留置された。06月02日、土浦駅構内にて。 |
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【大】ようこそ土浦へ。06月02日、土浦駅構内にて。 |
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【大】続いて2668FがDE10-1752に引かれ、上野方の引上線に送られる。06月02日、荒川沖−土浦にて。 |
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【御】ようやく運用復帰です焦。6両に編成が短くなってくれたお陰で全景を収めることが出来ました。06月01日、荒川沖−土浦にて。 |
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望遠で寄ってみる。作業員が連結面で作業している様子が伺えた。06月02日、荒川沖−土浦にて。 |
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先ほどの編成を逆サイドより撮影。DLまでキレイに納まりました。06月02日、荒川沖−土浦にて。 |
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日にちが飛びまして、06月06日夜。タイヤの上に乗せられてまだ留置されているだけのTX車。これからいよいよ陸送が始まります。06月06日、荒川沖−土浦にて |
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中間車の様子。こちらもまだ慌しそうな動きもなく留置されている。06月06日、荒川沖−土浦にて。 |
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こちらはタイヤ台車の様子これからこいつの足で大移動が始まる。06月06日、土浦駅敷地外にて。 |
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日付が回り、07日に。遂に車両の周りのライトが点灯し、トラックのエンジンがかかる。06月07日、土浦駅敷地外にて。 |
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モハの方も出発準備完了。陸送開始まで後わずか。06月07日、土浦駅敷地外にて。 |
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そして、遂に公道を走り始めたTX車。土浦駅を出てすぐのところで後続の一般車両を追い抜かせるために停車した。テレビで新幹線の陸送は見たことがあるが、実際に目の当たりにするとものすごい迫力。陸送に行ったことない人、ハマりますよ!06月07日、土浦市内公道にて。 |
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相手は動く。露出は最悪。バルブは当然出来ないし、オートで撮影すると暗すぎてシャッターを切ってくれない。とても苦労した撮影でした。交差点を90度に曲がる姿に感動!90度に曲がる電車を見たのは初めてでした。06月06日、土浦市内公道にて。 |
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ついに巨体が交差点を曲がりきろうとしています。あんなにでかい車両が見事に右折しました。06月06日、土浦市内交差点にて。 |
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車でTXを抜き去り、別の交差点で待ち伏せする。今回も見事に左折できるか!? 06月07日水海道市内交差点にて。 |
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先頭車を度アップで。これから、左折します。面舵いっぱーい!! 06月07日、水海道市内交差点にて。 |
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見事に方向転換し、終点守谷をめざす。06月07日、水海道市内交差点にて。 |
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先ほどの写真を最期に交差点待ち伏せは終了し、TX守谷車両基地前で最後の待ち伏せをしました。ここを右折すれば、これから、毎日帰る車両基地に到着します今回はピン、画質ともに陸送のなかでは最高の写真を撮ることが出来ました。06月07日TX守谷車両基地付近より |
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▲迫力のある一般道交差点走行が見所です。 ▲ 一般道で並走です。 |
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今回の回送のクライマックス、陸輸ビデオを2本公開します。 (企画・撮影:御茶ノ水総合車両観察センター根津派出所・大曽根線) (※撮影のための並走運転ではありますが、陸輸に影響が出ないようにすることは勿論、周囲の交通状況と安全に十分配慮して、運転しています。) |
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大船での初対面から7日間、TXを追いかけた一週間となりました。今回はpokeo管理人が関西圏で、私と綾瀬之助氏は関東圏での撮影をし、最後に合作して特集を組むという初めての試みとなった撮影でした。今回、私が担当するはずだった常磐線内での撮影が諸事情により困難となり、大曽根線氏に協力を要請しました。快く引き受けてくださった大曾根線氏、ありがとうございました。また、今回の陸送は大曽根線氏の運転で土浦駅から守谷まで追跡しました。夜遅く、お疲れのところ大変ありがとうございました。TXの開業で松戸区に配置する231系は、103系のみで運用を組んでいたころより編成数を減らすことで、結果、約2年間も基本1本、付属2本が残りました。 一方で、103系の兄弟分203系ですが、本来ならば今年の3月にデビューするはずだった233系2000番台。しかし、253系(N’EX)の置き換え車両E259系の製造を優先させたため、製造が1年遅れているそうです。常磐線の車両らしく、延命されていますね。話しは少しズレましたが、御茶ノ水総合車両観察センター根津派出所からのレポートは以上です。 〜追記〜 今回は2008年06月07日に行われたTXの陸送を土浦駅から守谷車両基地まで追跡しましたのでその様子をアップします。20mもの車両が90度に交差点を曲がる姿は本当に驚きます。実際には音や地面の振動など現地にいないと味わえないダイナミックさもありますが、ぜひご覧ください。また、今回も懲りずに並走動画が撮れました。道路を走る電車を是非ご堪能ください。 URLは後ほど。 更新者:御茶ノ水総合車両観察センター根津派出所 【pokeo】 皆様、ご協力ありがとうございました。 おかげさまで、当ページの特集記事で一番写真の多い特集記事となりました。 甲種回送を追う中で、203系の引退が伸びる噂が出てくるなど、いかにもTXの風水に満ちたまとめとなりました。 特に大曽根線さんには、大変お世話になりました。ありがとうございます。 なお、大曽根線さんは、つくばを走る関東鉄道のバスを中心としたブログを運営されていらっしゃいます。 つくばつながりで、バスにも興味がある方は、ぜひ訪問してみてください。(■←こちらからどうぞ) |
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